年々気温が上昇している日本列島において、熱中症関連のニュースを聞かない夏はありませんよね。
私も熱中症の経験があるのですが、手がしびれて「あれ?」と思ったら身体に力が入らずに立っていられなくなり、へたり込むように座ったのを覚えています。
身体の中に熱がこもっている、まさに熱に中(あた)っている状態で、スライムのようにグデぇ~っとしているしかありませんでした。
そんな時に必要なのは、体温を下げることと水分と塩分と糖分ですよね。
この水分と塩分と糖分を一度に補給できるのが経口補水液です。
でもこの経口補水液を、コンビニやスーパーで売っているのを見かけませんよね?
緊急時に必要なのに、身近なコンビニやスーパーで買えないのは少々不便ですし、何故買えないのでしょうか?
という事で今回は、
・経口補水液がコンビニやスーパーで売られていない理由
・経口補水液の楽チンな作り方
について解説してきます。
身近でお手頃な500mlペットボトルでの作り方と、コップ1杯分だけの作り方を記載してありますので、用途別に使い分けて下さいね。
経口補水液がコンビニやスーパーで売られていない理由とは?
経口補水液で代表的な商品と言えば、大塚製薬のオーエスワンではないでしょうか。
オーエスワンは「病者用食品」に分類されているので、あくまでも「食品」です。
病者用と表記されているので医薬品かな?と思いがちですが、あくまでも「食品」ですのでコンビニやスーパーでも販売は可能なのです。
とはいえオーエスワンはナトリウムやカリウム、糖分が含まれているので、高血圧・糖尿病・腎臓病等の持病をお持ちの方は注意して飲む必要があるのです。
という理由からで、医師や薬剤師、看護師、管理栄養士など、専門家のアドバイスをいつでも受けられる場所でしか購入出来ないようになっているのだそうです。
では、緊急時に経口補水液が必要なのに購入出来ない場合はどうしたらいいのでしょう?
という時のために、家庭で楽チンに作れる経口補水液の作り方をご紹介しますね。
経口補水液の楽チンな作り方
500mlペットボトルでの作り方
~作り方
上記の材料を混ぜる。
以上!
拍子抜けするくらいに簡単ですよね(笑)
食材はどこの家庭にもあるものですし、500mlのペットボトルが無い家庭の方が珍しいと思います。
万が一の緊急時じ慌てないように、レシピを書いて冷蔵庫や薬箱に貼っておくといいかも知れませんね。
次は経口補水液1回分、ちょっとだけ必要な時に測り等も使わず割り箸だけで簡単に作れる方法をご紹介します。
コップ1杯の経口補水液を測りなしで作る方法
~用意するもの
~作り方
1 コップに水を入れる
2 割った割り箸の太い方を塩にくぐらせると大体0.2~0.3gの塩が割り箸の側面に乗るので、この工程を2回繰り返してコップに塩を入れる
3 スティックシュガーは1本3~6g、角砂糖は1個約3~4gなので、これを目安に砂糖も水にいれる
4 砂糖と塩が全て溶けるようによく混ぜる
こちらも超簡単ですし、わざわざ測りを持ち出す必要がないので楽チンですよね。
ただ一つだけ注意点がありまして、作った経口補水液は雑菌が繁殖する恐れがあるのでその日の内に飲み切って下さいね。
まとめ
出来れば熱中症にならない方が望ましいので、暑くて大変ではありますが毎日の睡眠を確保できるようにしたいですよね。
そして運悪く熱中症になってしまった場合でも、慌てずに身体から熱を逃し、経口補水液で水分と栄養分を補給して速やかな回復を待ちましょう。
そして持病をお持ちの方は普段から担当の医師に相談して、緊急時に周囲の人が慌てずに対処できるようにしておきたいですよね。
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