日本の女子水泳界のホープ大内沙雪選手についてご紹介します。
シドニー五輪銅メダリストの田中雅美さんが熱い期待を寄せ、池江璃花子選手が「絶対に負けたくない」とライバル心をむき出しにしながらも刺激を受けたと言います。
大内紗雪選手の強さの秘密は泳ぎ方にあり、そこにも池江璃花子選手の存在が大きく関わっていました。
さらに色々と凄い父親のユニークなトレーニング法とは?
ということでこの記事では、大内紗雪選手の
- 出身中学や好き嫌いなどのwikiプロフィール
- 水泳の強さの秘密
- 池江瑠璃子との関係は?
- 父親が色々と凄い?
についてご紹介します。
大内紗雪のwikiプロフィール
出典:KONAMI SPORT
名前 大内 紗雪(おおうち さゆき)
生年月日 2002年1月5日
出身地 神奈川県
身長 162㎝
体重 55㎏
中学 藤沢市立明治中学校
高校 日本大学藤沢高等学校
所属 ダンロップスポーツクラブ藤沢
嫌いな食べ物 セロリ・グリンピース
好きな食べ物 ブロッコリー・牛タン・鶏肉(よく食べる)
宝物 犬
大内紗雪の好きな食べ物と宝物
水泳選手としては小柄な方の大内紗雪選手ですが、食欲はとても旺盛で元水泳選手の両親も驚くほどだと言います。
普段の食事は祖母が作ってくれているそうで、牛肉も好きなのですが鶏肉が多いとのこと。
ブロッコリーも鶏肉も高タンパク低糖質ですから、身体のことを考えているのでしょうね。
宝物の犬についてですが、父親のInstagramに動画がありました。
コーチらしいコメントも面白いですよ。
大内紗雪が水泳を始めたのはいつ?
大内紗雪選手が初めてプールに入ったのは、何と生後6カ月です!
「生後6ヶ月?!」と誰もが驚くと思いますが、両親が共に水泳選手で現在はコーチをしています。
バリバリの水泳一家とあらば、生後6ヶ月で初プールにも納得ですね。
5歳のときから泳ぐのが大好きだったそうで、特にキック力は群を抜いていました。
ところが中学生になると伸び悩み、その頃に池江璃花子選手に出会います。
大内紗雪の強さの秘密は?
出典:Twitter
伸び悩んでいた頃に池江璃花子選手に出会った大内紗雪選手は衝撃を受け、その泳ぎ方を見て研究します。
すると腕を大きく回して泳いでいる事に気づき、同じようにやってみたそうです。
この研究熱心さや素直さは強くなるためにとても重要ですよね。
泳ぎ方を変えてみると急激にタイムが伸び始めます。
中学1年生 | 50m自由形 | 27秒41 |
中学2年生 | 50m自由形 | 25秒90 |
100m自由形 | 57秒21 | |
中学3年生 | 50m自由形 | 25秒48 |
100m自由形 | 56秒10 |
着々とタイムが縮まっていることが分かりますよね。
さらに特徴的なのが
- 入水時にほとんど泡が立たない
- 50メートル泳ぐのに水をかく回数が37回
といったポイントも見逃せません。
この水をかく37回という数は、池江瑠璃子選手と同じです。
可能な限り水の抵抗を減らし無駄のないフォームで泳いでいるということでしょうね。
大内紗雪と池江璃花子の関係は…?
大内紗雪選手は池江瑠璃子選手の才能をリスペクトし、泳ぎ方を真似ることで強くなりました。
「最初は憧れの存在だったけど、今では目標になりました」
という言葉から、タイムと共に距離感が縮まっているのが分かります。
一方の池江瑠璃子選手は大内紗雪選手に対し、
「絶対に負けたくない」
と分かりやすいほどにライバル視していて、二人の関係性が気になりますが実際はどうなのでしょう?
大内紗雪選手のInstagramを見てみましょう。
めっちゃ仲良しで安心しましたね。
強い二人はリレーで同じチームを組んでましたから、個人的には好敵手と感じていてもチームメイトとしての信頼は厚いのでしょう。
大内紗雪選手は池江瑠璃子選手のことを「りかこ姉」と呼んで慕っている様子がよくわかります。
大内紗雪選手がインターハイ3連覇を達成した後、インタビューされたのですがそこに笑顔はありませんでした。
病気療養中の池江璃花子選手のことを思うと、複雑な気持ちだったのでしょうね。
大内紗雪の父親が色々凄い?
こちらは大内紗雪選手のお父さんのInstagramですが、コメントが面白い方ですよね。
お父さんについて、少しご紹介します。
大内 克泰(おおうち かつやす)
身長204cm位
体重128kg位日本スイミングクラブ協会 関東支部理事・泳力認定員
日本ポールウォーキング協会広報担当・公認マスターコーチ
神奈川県フィンスイミング協会理事
日本小児保健協会会員
日本抗加齢医学会会員出典:ameblo
肩書だけで凄いですが、これでも一部です(笑)
水泳を通した健康推進の活動をされているようで、あとこちを飛び回って熱心な指導をしています。
この発想の転換素晴らしい‼️
要らぬ仕切りが早くなくなります様に。 https://t.co/I3Mc3Dec3e— 大内克泰 (@CHIKUO206) July 30, 2019
こういったツイートから人間性が伺えますね。
激しく同意。 https://t.co/p8DlHKILpt
— 大内克泰 (@CHIKUO206) July 28, 2019
こちらは大船渡の佐々木投手に関する張本氏の発言に対するダルビッシュ有投手のツイート、そして長友佑都選手との一連のやりとりです。
この内容に激しく同意していることから、スポーツ選手の育成に関してとても熱心で近代的な思考をお持ちなのが分かりますね。
こういった指導者がもっと増えたら、日本のスポーツ界はさらに発展すると思います。
大内克泰の凄い指導とは?
大内克泰さんはドイツで生まれた脳トレ、「Lifekinetik(ライフキネティック)」のマスタートレーナーをしています。
ライフキネティックとは運動と脳トレを組み合わせたエクササイズで、4歳以上であれば年齢や体力レベルを問わず、誰もが楽しくできるのが大きな特徴です。
ライフキネティックを簡単に解説すると
- 2つのことを同時に行う
- 左右で違う動きをする
- 複数人で楽しく行う
となります。
こういった普段慣れない動きをすることで脳に適度な刺激を与え、活性化するのだそうです。
とても面白そうですし、体力を問わずに出来るのでみんなで楽しめそうですよね。
大内紗雪選手の強さの秘密は、ライフキネティックにもありそうです。
水泳界期待の星 大内沙雪のまとめ
- 生後6カ月で水泳を始める
- 池江瑠璃子選手がライバルであり目標
- 指導者として優れている父親がいる
生後半年で初プールというのは驚きでしたけど、両親が水泳選手&コーチならば逃れられない宿命だったのかも知れません。
たくさんの期待もプレッシャーもあって苦しい事もあるでしょうけれど、持ち前の素直さや努力を武器に活躍してほしいですね。
でもこれだけ父親がクローズアップされると、もしかしたら娘としては複雑な心境かも知れませんね。
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