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2018年10月29日、勝てばU-20ワールドカップ出場権を勝ち取れるインドネシア戦において、地元インドネシア6万人サポーターを黙らせるスーパーミドルを放った東俊希(ひがし しゅんき)選手。
それ以外にも、高円宮杯プレミアリーグファイナルでは決勝点につながる高精度クロスを放ったり、勝てば決勝行きとなったプレミアリーグWEST最終戦でも好アシストを連発していたのは記憶に新しいところです。
大舞台、しかもファイナル進出がかかったような、誰もが緊張する場面であればあるほど結果を残す東峻希選手ですが、その名前が知れ渡るようになったのはごく最近のことではないでしょうか。
さわやかな笑顔とは対照的とも言える豪胆なプレイで結果を残してきた東俊希選手ですが、そのプレイ内容に驚かされるのはサポーターよりもメディアよりも、いつも身近にいるスタッフだと言われています。
今回のU-20ポーランド大会では強豪と同組になった日本ですが、周囲のレベルが高ければ高いほど、大舞台であればあるほど輝きを放つ東俊希選手に期待してしまうのは私だけではないはずです。
そんな予測不能な未知数のポテンシャルを秘めた東俊希選手のプロフィールや経歴について、まとめてみました。
完全アウェーのインドネシアで、6万人の地元サポーターを沈黙させたキャノン砲の動画ものせておきましたので、どうぞお楽しみに!
東俊希選手のプロフィール
出典:JLEAGUE.JP
出身地 愛媛県大洲市
生年月日 2000年7月28日
身長/体重 180cm/69kg
血液型 AB型
利き足 左
スパイク ナイキ ファントムヴェノム
ポジション DF(ディフェンダー) ※JリーグではMF(ミッドフィールダー)
背番号 2
所属チーム サンフレッチェ広島
JリーグではMFとして活躍していますが、今回のUー20ポーランド大会ではDFとして招集されています。
守備については東俊希選手本人も「課題がある」と語っていましたが、今大会に向けてどのようにクリアしていくのかを楽しみに見守りたいところです。
AB型は頭の回転が早い人が多いので、常に局面が変わり続ける場面でも次の展開を計算しながらプレイ出来るのだと思います。
これはサッカーに限った話ではありませんが「相手の裏をかく」という事は対戦型のスポーツにおいてとても重要なことですので、東俊希選手の脳みそにも期待しましょう(笑)
これは余談ですが、AB型の人はA型脳とB型脳を常時使っているのですぐ眠くなる、つまり睡眠大好き眠たがりが多いのだそうです。
パソコンのCPUで言ったらデュアルコアって事ですね(笑)
東俊希選手のサッカー履歴
大洲市立喜多小学校 喜多サッカースポーツ少年団
大洲市立大洲北中学校 FCゼブラ
広島県立吉田高等学校→並木学院高等学校 サンフレッチェ広島F.Cユース
2018年~ サンフレッチェ広島F.C(2種登録選手)
2019年~ サンフレッチェ広島F.C
冒頭にも少し触れましたが、東俊希選手が左ワイドの定位置を獲得したのは広島F.Cユースの時でした。
第一線で活躍している、いわゆる「秀才」とか「天才」と呼ばれるサッカー選手は、高校1年生の頃からすでに他の選手とは違う眩い輝きを放っているものですが、東俊希選手に関してはそうではなかったそうです。
はたして脳ある鷹は爪を隠したのか?
それとも、眠れる獅子だったのか?
いずれにせよ、楽しみですよね。
東俊希選手のプロ入り初ゴールの相手は何とあの…
東俊希選手がプロ入り初ゴールを決めたの試合は、2019年3月12日の対メルボルン・ビクトリー戦でした。
対戦相手のメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)は、何とあの本田圭佑選手が所属するチームです。
世界に名前が知れ渡っている選手でもチームでも東俊希選手には関係なかったようで、何と開始3分でプロ入り初ゴールを決めてしまいます。
しかもこの試合、東俊希選手が所属するサンフレッチェ広島は、本田圭佑選手が所属するメルボルン・ビクトリーに勝利したのです。
相手が強ければ強いほど燃える、そして結果を出す!見た目からは想像できない(失礼)熱いものを秘めているのでしょうね。
今大会、日本が強豪だらけの死の組でよかったとすら思えてきます(笑)
東俊希選手の日本代表歴
U-15日本代表
COPA UC 2016(2016年)
AFC U-16選手権2016 (予選) (2016年)U-18日本代表
第24回リスボン国際トーナメントU-18(2018年)U-19日本代表
U-19インターナショナル・トーナメント(2018年)
AFC U-19選手権(2018年)U-20日本代表FIFA U-20ワールドカップ(2019年)
出典:Wikipedia
出場の機会に恵まれなかったとはいえ、国際大会の空気を味わってきた経験はしっかりと蓄積されていると思います。
それが次に紹介するようなスーパーゴールを生み出す時の、一瞬の判断力に大きく影響しているのでしょう。
インドネシアで6万人を黙らせた東俊希選手のゴール動画
テレビカメラ視点動画
ゴールを決めた後、自分でもビックリしているような表情をしているのが印象的ですよね。
ゴールに吸い込まれるシュートと良く言いますが、まさにそんな感じで目に見えない何かが影響しているとしか思えないです。
表現が古いですが、東俊希選手は持っている男ですね!
観客席視点動画
これはスタジアムで観戦している人でなければ撮影出来ない視点と臨場感ですよね。
興奮してブレブレなのも含めて(笑)
「よくぞ撮影してくれました!ありがとうございます!」と撮影者さんに言いたいですね。
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U-20ワールドカップポーランド2019日本代表メンバーと試合日程
※随時更新中です
まとめ
プロ入り後初ゴールを決めたメルボルン・ビクトリー戦終了後のインタビューで、東俊希選手はこんな事を話していました。
「スタメンだったし、長い時間をシャドーでプレーできれば、ゴールできる自信はあった。でも、たとえ短い時間であっても、結果を出さないとレギュラーをとれない。固い広島の守備をいつもトレーニングで体験しているので、試合ではやりやすくなる。トレーニングからチャレンジしていけば、試合で成功体験を積める」
- 周囲の評価がどうであろうと何を思われていようと自分の力を信じて出し切る
- それは相手が誰であろうと大舞台であろうと関係ない
そんな思いが常にあるのでしょうけれど、言葉で言うほど簡単に実行出来ないものですよね。
周囲の評価は気なるし、大舞台では緊張しがちです。
ですがそんな場面でも結果を出し続け、そしてチャンスを掴んだ東俊希選手の心にあるものは対戦相手や周囲の声ではなく、自分自身なのではないかな?と思いました。
他人の声に悪影響を受けること無く、周囲と比べるのではなく、ひたすら自分自身と向き合って推進力に変えている…私の目にはそんな風に見えました。
18歳でコレですからね(汗)
これから先の成長が超絶楽しみな東俊希選手、みんなで応援しましょう!
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