最初にお断りしておきますが私は医師でも美容師でもなく、乾燥による頭皮のかゆみで苦しんでいた1人の男です。
強いて言うならばアミロイド苔癬があるので、かゆみとの付き合いが普通の人より多少長い程度です(笑)
そして頭皮のかゆみと一言で言ってもその原因や症状は様々ですし、対処法の合う合わないも当然ありますよね。
ですから、これからご紹介する方法が誰にでも効果があるとは限らない事を大前提として読んで頂ければと思います。
まず私の頭皮のかゆみには、
・乾燥してる時にかゆい
・汗のかき始めにかゆい
・シャンプーした直後にかゆい
・かゆくて眠れない時がある
・フケがたくさん出る
といった特徴がありました。
その特徴が、今となっては全部なくなりました。
かかった期間は2週間。
かかった費用は約4000円。
という事で、かゆくなった理由や今まで試した対処法は後ほど解説しますので、まずは気になる眠れない程かゆい頭皮に薬を使わず2週間で改善した2つの方法から解説していきますね。
頭皮のかゆみに薬を使わず2週間で改善した2つの方法とは?
私の頭皮のかゆみは乾燥が原因ですから、重要なのは保湿です。
これは頭皮に限った話ではなく皮膚にも同じ事が言えるのですが、適度な皮脂はバリアになって保湿してくれるんですね。
ところが市販のシャンプーの洗浄力は私の頭皮には強すぎたらしく、
シャンプー
↓
乾燥(かゆいからかく)
↓
頭皮が傷つく
↓
シャンプーが染みて痛い
↓
傷の治りが遅くなる
↓
上に戻る
というループを繰り返していました。
時には湯シャンと言ってシャンプーも石鹸も使わずにお湯だけで洗う時もありました。
ただ1つ付け加えておきますが、突然毎日湯シャンにすると頭皮の皮脂分泌量が狂って不具合が出ます。
ですから湯シャンへは頭皮の様子と相談しながら、徐々に移行していくのがベストです。
話を戻しまして、私が頭皮のかゆみに薬を使わず2週間で改善した1つ目の方法です。
シャンプーを○○に変えた
何のひねりもない当たり前過ぎる回答で申し訳ないのですが(汗)、変えた○○がめっちゃオススメなんです。
というか頭だけじゃなく身体も洗えますし、人によっては洗面器や椅子等も洗っているようですよ。
名前を Dr. Bronner’s Magic Soap(ドクターブロナーマジックソープ)と言い、天然由来成分100%で無農薬有機栽培で育てられたオーガニック原材料を使用し、2000年から全米売上げNo.1のナチュラルソープに選ばれているんです。
実際に使ってみると分かりますが泡立ちも泡切れも良く、肌が弱い私でも突っ張り感が皆無だったのがまずビックリしました。
髪の毛を洗ってすすいでる時には普通のシャンプーに比べてゴワつき感を感じたのですが、ドライヤーで乾かしてみるとゴワつき感はゼロでした。
でも髪の長い女性だとどうなるかは分かりませんが(汗)
湯シャンへの移行も、こんな感じのペースで慣らしていくといいでしょう。傷がひどくて頭皮にお湯が触れても痛い時期は、3日に1回のペースでマジックソープを使っていました。
1日目 湯シャン
2日目 湯シャン
3日目 マジックソープ
4日目 湯シャン
5日目 湯シャン
6日目 マジックソープ
頭皮に○○を塗る
当たり前の話で恐縮ですが、そもそも乾燥が原因のかゆみならば、乾燥させなければかゆくならないという事になりますよね?
乾燥を防ぐためには水分が必要ですが、どうやって頭皮に水分を?と考えた時に「顔に化粧水を塗って水分補給するなら頭皮にも同じ事が言えるのではないか?」と思いつき、ネットで調べてみました。
すると「頭皮も顔の皮膚もつながっているので、顔用の化粧水を塗っても全く問題なし」との記述を発見!!
という事で早速、シャンプー、すすぎ、タオルドライ、化粧水、ドライヤーという流れにしてみました。
すると、今までは「頭のかゆみが先かアラームが先か?」という位にかゆみで目覚めて睡眠を妨げられていたのに、化粧水を塗り始めて2~3日もすると、アラームが鳴るまでグッスリ眠っていられたんです!
これは本当にビックリでしたし、快眠出来てとても嬉しかったのを覚えています。
たまたまドラッグストアの試供品を塗ったら肌に合っていたのと、コエンザイムQ10が入っているという事で使っていました。ちなみに私が使っているのは、この化粧水です。
それまでボロボロだった顔にこの化粧水を塗って一週間もすると、とても肌の調子がよくなりました。
だから頭皮にも合っているのだと思います。
私はこちらを愛用していますが、これを読んで試してみる方は、いつも顔に使っていて肌に馴染んでいる化粧水がベストだと思います。
もしも頭皮の特徴が私に似ていて、なおかつ「何を選んだらいいのか分からない」という方は試してみるのもいいと思います。
1000円ちょっとで買えますから、選択肢が見当たらないなら試す価値はめっちゃ
アリです!
頭皮のかゆみを抑えるために試した事
きっと皆さんも経験あると思うのですが、「頭皮」「かゆみ」などで検索すると、「○○がオススメするシャンプーランキング!」っていうサイトが沢山出てきますよね。
ですが頭皮がかゆくて苦しんでいる我々にとって、使ったことのない高いシャンプーを沢山見せられても買う気にならなくないですか?
シャンプーが自分の頭皮に合わないからかゆくて困っているのに合うか合わないか分からない、しかも高くてたっぷり入っているシャンプーばかり見せられても、「いやいやいや…お試しサイズありませんか?」って言いたくなるので、当時の検索結果にはウンザリしていました。
そんな私の意見はさておき、これまで頭皮のかゆみを抑えるために私が試した方法をご紹介します。
何故ダメだったのかという推察も書いておきますので、何かしらのヒントにはなると思います。
頭皮のかゆみを抑えるためにシャンプーを変えてみた
これは今まで散々やってきましたね。
ドラッグストアに行って「地肌に良い」と書かれているものは、ほとんど試したと思います。
ですが既に頭皮に傷がついていたので、市販のシャンプーは染みるんですよね。
先ほども書きましたけど、男性用シャンプーは皮脂を取り過ぎてしまいますし。
最近はボタニカルシャンプーも流行っていて種類も沢山ありますが、大きなサイズを買う前にお試し版でテストする事を是非オススメします。
そんな私が「かゆみの原因が乾燥では?」と気付き、次に試したのが「ローションを塗る」です。
頭皮のかゆみ対策に保湿ローションをぬってみた
乾燥してるなら保湿だ!保湿するならローションだ!と思って買ったのがキュレルの保湿ローションです。
確かに保湿効果はあってフケが少なくなりました。
ですが塗った直後はまだいいのですが、時間が経つとかゆみは戻って来てしまいました。
「ローションは時間が経つと乾いてしまい、保湿効果も薄くなってかゆみが戻るのかも知れない。」そう考えて次に目を付けたのはオイルでした。
かゆい頭皮にホホバオイルをぬってみた
「ホホバオイルが頭皮に効果的」との記事をネットで見かけて調べてみると、なかなか期待できそうな感じでした。
なんでもホホバオイルとは、アメリカ大陸西部~メキシコ北部にかけて生息している、ホホバという樹木から作られたオイルなのだそうです。
90%以上がワックスエステルという成分で出来ているので、化学的にはオイルではなくロウに分類されます。
そして人間の肌の角質には、このワックスエステルが30%くらい含まれているので、ホホバオイルと人間の肌はとても相性が良いのだとか。
「これはホホバオイルを使わないという選択肢はありえない!」とばかりに早速ポチリました。
いよいよ耐えられなくなってきた頭皮のかゆみを改善すべく、次に私がとった行動は…結果、当時の私の肌にはワックスエステルが少なかったようで、ホホバオイルとは合いませんでした(笑)
病院に行く
「これはもう西洋医学の力をかりよう!」そう意気込んで、評判の皮膚科を教えてもらいました。
待ち時間半日、診察時間5分、会計・薬待ち30分をかけて手にしたものは、かゆみ止めの飲み薬とローションでした。
結論から言いますと、私は普段薬を飲まないので、飲み薬の効果はテキメンでした。
いつもならかゆくなるシチュエーションや、睡眠妨害のかゆみも感じなくなってビックリしたのを覚えています。
そして、かゆい部分に塗るローションは傷口に染みると痛かったのですが、こちらもかゆみを感じさせなくする効果はありました。
が!!
薬もローションも止めたら間違いなくかゆみは再発します。
と言うか、しました。
なぜなら、かゆみの原因にアプローチ出来ていないからです。
かゆくなる→薬で麻痺させる
これでは「かゆくなる」原因は消えずにずっと残りますから、時間が経って薬の効果が切れたら、またかゆみに苦しむ事になりますよね。
そうではなく、
かゆくなる→原因を見つけて今後かゆくならないように対処する
こうなるのが理想ですよね?
例えば、ここに肩こりが原因で頭痛になって苦しんでいる人がいたとしましょう。
この人に痛み止めをあげれば、とりあえず頭痛の苦しみからは逃れられます。
ですが頭痛の原因である肩こりは解消されていませんから、薬の効果が切れたらまた頭痛になります。
まさにこれと同じ理屈なんですね。
そう気付いて病院に行くのも薬を使うのもやめ、自分流に原因を探って対処した結果がこの記事内容です。
化粧水とマジックソープを買っても4000円でお釣りが来ますから、眠れないほどの頭皮のかゆみに苦しんでいる方は是非1度試してみてくださいね。
かゆい頭皮対策のまとめ
私の睡眠を妨害するほど苦しめられた頭皮のかゆみの原因は、乾燥と傷。
乾燥するからかゆくなってかいてしまう、かいて傷になってしまうからバリアが壊れ、シャンプーが染みる。
それならばまず、「かゆくならない事」が先決。
つまり「頭皮を乾燥させない」を最優先。
乾燥しなくなればかゆくならなくなるので掻くこともなくなる。
頭皮の乾燥防止には化粧水。
シャンプーが合わないなら Dr. Bronner’s Magic Soap(ドクターブロナーマジックソープ)を試してみる。
すすぎもしっかりして、髪の毛を濡れたままで放置しないように気をつける。
かゆくなったら頭皮をかくのではなく、マッサージして頭皮をもむと血行も良くなるしかゆみも軽減される。
コメント